2023/03/16 22歳の原点ノート「指先の痒み」
朝に日記を書く事にしよう。
日記は朝に書いた方が良い、という意見を以前目にした。
その時は、絶対に日記は夜に書いた方が良い、と思っていた。
一日を経験した後であるから、という根拠が軸にある固執だ。
でも朝に書けば、その日に書ききれない、と言うことは無くなる可能性も高い。
前日のことを書くしか無いのではないかと懸念していた。
タイトルに日付を書いている以上、どうしてもその日のことを書きたい。
そこで一つ方針が定まる。
その後の事を書こう。
その日のスケジュールを文章で考えながら書くのだ。
そうすれば、前日にそれが守れたかを振り返って、またその後の事が書ける。
それは良い流れに成るだろう。
ここまで昨日の夜書いた下書きだ。
今日の出だしは微妙だ。
意識が戻った時、目は開かない、無音。
時間すら確認したくなかった。
暫く意識を繋いだまま暗闇の中、じっと待った。
時期にアラームが鳴り始める。
寝足りない気分だったので、アラームが鳴り終わるまで粘った。
音が途切れた後、このまま二度寝してはいけない、という使命感を持って起き上がる。
時刻は七時半。
七時にセットしていたのにおかしい。
スマホの時間がずれている事を疑った。
聞き覚えがない。
一分のアラーム四回と五分のアラーム一回を聞き逃したというのか?
おそらく深い眠りに入っていて、一度目の五連アラームで意識を近くまで呼び寄せた。
そして、延長アラームで完全に意識が戻ったのだろう、と考察した。
三〇分の遅れでかなり気持ちが落ちた。
しかし、八時半の燃えるゴミを逃す訳にはいかない。
結局、昨日の夜捨てにいかなかったのだ。
これもギリギリまで粘った。
一〇分前、ようやく動き出す。
シンクに溜まった卵の殻をゴミ箱に落とし、袋を縛る。
ゴミを指定位置に置いて、そのままランニングに出掛ける。
走ったのはほんの僅か、一〇〇メートル。
直ぐに、今は気分ではないと思った。
三〇分ほど歩いて家に着く。
ソファーに腰掛けてダラダラとした。
外に出たからだろうが、花粉の症状が僅かに現れる。
洗面台で顔と髪を洗った。
朝はシャワーじゃなくても良いかもしれない。
手に皮膚科の薬とワセリンを塗って保湿する。
ゴミ捨てまでの待機時間、とてつもなく指の腹が痒かった。
昨日の夜保湿しなかったからだろう。
何のケアをしなくても異常がない体が欲しい。
ようやく一〇〇〇文字。
昨日も感じたが長い。
僕が書くことは一日の記録、日常。
これが一番、自分節が出せる気がしている。
一〇時半、クレメントで一〇〇円菓子を選んだ。
柿ピーを買うつもりだったが、甘いものにしようと思う。
ミレービスケットかサクッとしっとりチョコで迷ったが、久しぶりに滑らかなチョコが食べたく成った。
アミコ9Fに移動して、木の皿にチョコを出す、
小分けの袋に分かれている為、次々食べない様に出来るかもしれない。
まずは日記を書き終えてから一つ食べることにしよう。
早く食べたい。
夜ご飯まで、軽いものしか食べない事にしている。
お菓子で済ませる事が多いが、多く食べすぎると節約にも成らない。
一袋だけ、という決め事を作ってからは節約できていると思う。
食事を夜一食にすることで、食材の使い切りプランが立てやすい。
買い物に行く回数も程よく決まっている。
確かに朝昼は小腹が空く。
暫く続ければ慣れるだろうか?
今のところはこれが自分に合っている気がしている。
さて、これは今日のスケジュールを決めるのだった。
まず、今ここでできることは小説、デザイン、記事。
帰って家でしか出来ないことは、絵画、作曲。
今日は全て一作完成させる気持ちでいる。
小説は一話分、デザインは店舗看板完成、記事も一つ。
絵画は途中のものを絵の具で色付し始めて、完成させてしまいたい。
作曲は、まずは歌詞を考えよう。
SP404にデフォルトで入っているビートが11個ある。
まずはそれに歌詞を作ろうと思っていた。
作曲が唯一、完成までのイメージが沸かない。
動画学習をちゃんとこなせば出来るように成ることは分かっている。
丁度よいチャンネルをパート7まで見てから止まっている。
武器は揃っているし、方針も定まっている。
次は武器を使いこなすべきで、それが出来たら継続するべきだ。
使いこなせせていないのは作曲だけ。
何よりも先にするべきだ。
今日、明日、明後日。
この三日間でケリをつけよう。
あとは、継続。
どうすれば続くかを考え続けるのだ。
日記は分かっている。
実際、以前まで五〇日以上続いたのだ。
デザインも小説も、その他も要領は同じだと思っている。
大丈夫だ。
真実に近付いている。
結構良い所まで進んでいる筈だ。
もう少し、否、何度でも粘り強く挑戦していこう。
一九〇〇文字、今日はこれで良い。
チョコをひとくち食べたら見直し作業をしよう。