2023/03/03 22歳の原点ノート「準備」
これで3日間、一日ずれた投稿となる。
一度楽をすれば味をしめて理性を使わなくなってしまう。
三月四日で全て精算する。
この日はいつもより、ちゃんと外交的な予定があった。
一つは個人雑誌のインタビューを受ける事。
一〇時にポッポ街前で待ち合わせだ。
朝は七時に目を覚ました。
大事な日だというのにアラームを掛けていなかったので焦った。
起きられたのは奇跡ではなく、習慣となってきた証拠だ。
予定のない日はアラームなしでも良いかとも思う。
しかし何となく調子を崩しそうなイメージが有る。
昨日の夜、やろうとしていた部屋の掃除を放ったらかして眠ってしまった。
始めてみればあっという間に進んだ。
最後に洗い物を済ませた所で、一時間前に差し掛かった。
本当は質問を想像して答える準備もする予定だったが、やる気が起こらない。
読書をして過ごし、一〇分前に家を出た。
丁度の時間に先生は現れた。
首から吊り下がったカメラを両手で構えている。
まずはポートレート写真から。
身なりは整えているから、特別恥ずかしさは感じない。
写真を撮る時は、少し顔を上げる事を意識している。
片側のエラの張りが緩和される気がするのだ。
その後アミコへ移動して、3Fの室外広場でも同じ様に写真を撮る。
ベンチに腰を掛け、インタビューが始まる。
後で文章でも良いらしいが、ここは直接答えてみよう。
結果、全く上手く答えられなかった。
最後の質問、何故生きていますか?
答える前に五分の制限時間が来る。
その質問は持ち帰って、後ほど答える事に成った。
悔しかった。
恥を恐れずに答えようと決めていた筈なのに。
僕は、安直な答えを発したくない。
それが正しいかは別として、今回はそうしようと決めていたのだ。
僕は只の、ナルシストだろう。
自分の弱みを見せられない、臆病者だ。
頑なに、マイペースに、人と関わっていくしか術はないのだろうか?
まあ良い。
次の機会にもう一度挑戦しよう。
今回のは、全て文章で答え直せるようお願いしよう。
解散に成った後、一度帰ろうかとも思ったが、無駄な荷物は持っていない。
そのまま予約していた耳鼻科に向かうことにした。
受付で熱を聞かれたが、適当に答えた。
信用されていていないのか、疑いの目を向けてきた。
測っている筈がないと思うなら聞かずに測らせれば良い。
まあ、実際測っていないのだが。
院長は横柄な態度を取った。
まずタメ口である。
内容は、過去通ったことのある病院と似たものだった。
薬は何が良い?
どれぐらい出しておこうか?
少し下調べをしておけばよかった。
以前皮膚科に行った際は、どんな薬が処方されるのか調べていた為こちらから主張できた。
その方がかもにされにくいだろう。
取り敢えず、詰まりが解消されやすい、二週間程度のものと曖昧に答えた。
帰ってから、袋の中身を見ていない。
四袋もあったのは気掛かりだ。
何にせよ、薬を吸い込んだ影響か、鼻と喉の詰まりはみるみる間に消えていった。