2023/02/20 22歳の原点ノート「勉強」
また振り返って書いている。
この日は、新しいスタイルの開始日だった。
朝7時に起きてランニングへ出かけ、帰った後シャワーを浴びて、朝食を食べる。
一日の創作時間のスケジュールを決め、それを守り切る。
前日寝られずに六時まで起きたので、一時間も寝られていない。
が、初動は予定通り行動出来た。
アミコへ移動して、小説のプロットを進めた。
何から初めて良いか分から無かったが、取り敢えず、登場させる主要キャラクターの数と、それぞれの名前を拘って考えた。
この日進めたのはこれだけだが、今まで一切手を付けられ無かった事を考えれば、大きな進歩だ。
正午、家に帰ろうとした時に、清掃のおばちゃんから初めて話し掛けられる。
「うるさくて集中できないでしょう?」
やはり、標準語らしいイントネーションを持っている。
「僕は全然大丈夫です」
そう答えた。
ここは昼に成るとイベントを終えた人がよく通る。
監視カメラは下の控え室で見えている。
昼の休憩にこの場を使って弁当を食べる人も多い。
そんな話を長々続けた。
「それだけは覚えておいて下さい」と言って、話を締める。
それは、もう少し空気を読んで、席を譲れと言う事かも知れない。
今日話しかけてきたのも、前々からそれが言いたかったのだと推測する。
知ったこっちゃ無いが、まあ、空けてあげても良いだろう。
どの道、気分で場所を決めているので、昼間に出来る限り別の場所で過ごす事ぐらい苦には成らない。
その後家に帰って素麺を食べた。
次は一時間読書だ。
二十歳の原点ノートを読み進める。
今、一〇一ページ。
新しい年を迎え、バスケに取り組む日々を記録している。
勉強の話が出てきて思った。
僕も彼女に合わせて勉強してみたらどうだろう?
近頃、学の無い自分のままではいけないのではないか、と考えている。
英語の勉強法を調べたりもした。
実践的な英語に関しては教科書よりも、外国人が喋る言葉を聴き、意味を理解する方が良いみたいだ。
洋画のセリフを聴きながら字幕で意味を理解する習慣を付けようかと思っている。
別の教科も勉強したい。
正直続く気は今のところしない。
何より今は創作が大事だ。
が、その創作にも学が必要だとも思う。
まずは洋画の習慣を取り入れたいが、まずは今の習慣を継続出来る様に成ってからだ。
読書は一時間持たなかった。
早めの昼寝を始めたら、結局そのまま深い眠りに落ちる。
目を覚ましたのは一七時。
その後は、何も出来なかった。
しかし、これは寝不足によるものだと割り切っていた。
次の日、しっかり睡眠を取った上なら、上手くいく自信もあった。
まずはしっかりとした時間に寝よう。