zxcvbnmTKの日記

毎日の出来事を綴ります。

2023/01/06 「22歳の原点ノート」

深夜〇時頃、ネットで知りあった友人から紹介してもらったブルーロックというサッカーアニメを見始めた。

日本をワールドカップで優勝させるために、能力が認められた若いストライカーだけを集め、競わせる話だ。

ストライカーに求められるのはエゴイズムらしい。

才能のある人間だけが集められているようで、胸熱な展開が期待できる。

一二話分を見終えた頃には時刻は五時を回っていた。

忘れないうちに感想を書き連ねて友人に送信した後、六時過ぎに眠りについた。

目を覚まし、すぐに携帯を握る事ができた。

時刻は一一時。

アラームをセットしなかったため、二時以降に目覚めると思っていた。

おそらく昨日の酒が影響しているのだろう。

飲んだ次の日に目覚めが早くなることは今までにもあった。

とは言えまだ眠いので二度寝することにした。

次に目を覚ましたのは、通知の音だった。

カレンダーに入れている日程は通知されるが、毎日のことであるため通知を通知と認識にないこともある。

しかしその時は通知の内容が気になった。

通知の内容を見て、目が冷めていく。

歯科の名前が表示されている。

今日予約を入れていたことを完全に忘れていた。

気がついたのは一〇分前で、大体自転車で一五分ほどの位置にある。

遅刻をすることは決まっていたが、一〇分ぐらい遅刻することも何度かあった。

それよりも今すぐ動き出さなくてはいけなくなったことと、見た目に気を使えないことがショックだった。

力を振り絞って起き上がり、鏡の前に立つとそこまで髪が乱れていなくて安心した。

服装もそのままで構わないように思えた。

昨日までプロ意識を持とうと思っていた。

今思い返せば駄目な行動だった。

歯医者につくと、普通に受け付けてもらえた。

親知らずの痛みは引いており、残りは上と下の虫歯を削った部分に被せ物を付ける作業だ。

はっきりいって、明確にはわからない。

医者が何をしてくれているのか、説明を聞いてもよくわかっていなかった。

とりあえず上は接着できたようだが、下の歯の方は土台がかけていて型の取り直しからすると言われた。

間に親知らずの治療を入れたためかなり期間が空いたと思うが、その間ずっと硬いものを食べずにいなければいけなかったのか。

どのような説明をされたかを思い出し、無駄なあら捜しだと止めた。

お金も時間も散財したくないから、さっさと異常箇所の治療が終わって欲しい。

一三日に仕上がるようなので、予約を取っておこう。

帰りに食材の買い出しにスーパーを立ち寄った。

何が必要、というわけではないが、日頃の自炊に使えるものを探す。

ピザソースとチーズが切れていたので買っておき、帰りに八百屋でトマトを買うことにした。

ピザトーストはお手頃な食レパートリーの一つだ。

最近気に入っている作り方は、五枚切りの食パンを半分に薄く切って、その上に少しのピザソースを広げて、トマトを盛り付けて焼くのだ。

噛み切りやすくチーズの味もより感じ、ピザソースの消費をトマトでかさ増しできるのだ。

できたてのピザトーストが計四枚食べられるのも満足度が高い。

トマト以外にも具を乗せることはあるが、目ぼしいものがなかった。

八百屋の脇にとめていた自転車のナンバーをロックしようとしたら、ナンバーロックが二つに割れかかっていた。

工夫してなんとかロックを解除することができたが、その表紙に完全に破れてしまった。

ドアノブの件もあり、最近ついていないように思える。

鍵を買い直すかと思ったが、高校の頃個別に配られたロッカーの南京錠が部屋に保管してあることを思い出した。

部屋に戻りすぐにそれは見つかった。

小さな南京錠で自転車をロックできるか試してみると、ホイールに引っ掛けることでタイヤが回らなくなった。

持ち運ばれない限り、盗まれることはないだろう。

今までもそうされればお手上げだったため同じようなものだ。

むしろコンパクトになったことと、上手く余り物を使い切ったのが心地よかった。

昨日の夜に気がついたことだが、スマホ専用のペンがなくなっている。

昨日焼肉屋に出かけるとき胸ポケットに入っていて、一度も出すことはなかった。

今日になったら焼肉屋と汽車と帰りに送ってもらったズンに連絡を入れようと決めていた。

焼肉屋に電話をかけた。

店主と名乗った男が、こちらの確認にノータイムでノーと答えた。

確認すらしないことを不快に思い、その店の方針でペンぐらいなら捨ててしまうのではないかと勘ぐった。

念のため数分後に掛け直すと、女性の店員が電話を取ったので、同じように確認をすると確認した上でノーと答えた。

ようやく納得がいった。

駅の方は電話の窓口がなく、徒歩ですぐに向かった。

乗った汽車の情報を渡し調べてもらったが、なかった。

最後に、ズンに連絡を入れておいた。

夜道を歩いている途中で落としていればどうしようもない。

駅に乗っていたとき胸ポケットにスマホを入れていた。

地元の駅についた後取り出した拍子に落ちたか。

焼肉屋上着をハンガーに掛けず寝かせていた拍子に落ちたか。

これで割り切ろう。

ネットショッピングで軽く探してみるが、GalaxyのSペンはなかなかに高い。

使っていたものはパチもんであったため、もう一度安価で手に入れてもいいのだが、安っぽいから乗り気はしない。

欲しくなったら買おう。