2023/03/17 22歳の原点ノート「自分と向き合う」
昨日のスケジュールが守れたかは微妙な所だ。
メモに残してあった、小説「サクラ・ラ・ラブソディ」を一話にまとめて投稿した。
小説のストックが無くなって、本格的に毎日一話分の更新に成れば、続くだろうか?
続けるしか無い。
その後はカレー屋置き看板のデザインをした。
Slackでリアルタイムで意見を貰いながら修正を繰り返した結果、それなりの出来で完成した。
カレー屋の店主に送って電話を掛けたが、繋がらない。
夕方頃に折り返しが合った。
デザインの感想ではなく、急ぎでポスターを仕上げて欲しいそうだ。
指定のサイズの見積もりを取る。
納期と金額を伝えるが、いまいちはっきりとした返事を貰えない。
お互いの言語が上手く使えない関係での話し合いは非常に難しい。
取り敢えず今日、ポスターデザインを早急に進める。
金額の話は後回しにした。
置き看板が完成した後、アミコに残って記事の作業をしようと思った。
PCの充電も少なくなっているので、図書館の社会人コーナーへ移動する。
人も少なかったのでタイプ作業も出来る筈だったが、書く気が起こらない。
一七時に充電を完了した後、4Fへ移動して進めようと思った。
一八時、早めに部屋に戻る事にした。
記事は殆ど進まなかった。
一日で作れるものではない、と自分で区切ってしまった。
今思えば、一日一作を目標とするならばもっと真剣に取り組むべきだった。
家に帰ってトマトパスタを作る。
大蒜をオリーブオイルの中でじっくり火を通せば、油にしっかりと香りが着く。
それを知ってからは、パスタに少し手間を掛けている。
きっかけは、カプリチョーぜのにんにくとトマトのパスタを食べたからだ。
唐辛子も入っていてコクのある、美味しいトマトソースを家で再現できないかと思った。
YouTubeでフェビオさんという日本人のイタリアン料理人を見つけた。
真似して作ってみると、家でも本格的なパスタが作れるのだ。
しかも安価で良い。
食器を洗ってソファーに腰掛ければ、もう体は動かない。
続いて作曲作業に移ろうと計画していたが、二一時まで動画を見て過ごしてしまった。
まだ自分を変えようとする気持ちは内側に残っていて、絵を書く為に動き始める。
デッサンは終えていた。
描いてから一ヶ月程経っただろうか?
その後、ネットで買った大容量のアクリル絵の具が届いてから、ずっと放置していた。
色塗りを始める。
鉛筆では綺麗に描けた絵に色が混ざることで複雑に成っていく。
僕は色塗りが得意なつもりだ。
ちゃんと描いた作品は数少ないが、どれも我ながらセンスがあると思う。
一つ、自分の傾向に気が付いた。
僕が色を塗る時、必ずしも長い時間を要すると言うことだ。
塗り始めて数時間、どうやっても上手く描けなくて、意味のない塗りを繰り返す。
めちゃくちゃになった絵と向き合い続けて、少しずつ自分のアイデアが巡るように成ってくる。
コツを掴んだ後は、思いのまま描けば段々と状況が良くなっていくのだ。
その末出来たものに自信を持っているのだ。
結局僕は、自分と向かい続けるしか無い。
描いた数が少なく、経験がないから、いつまでも早く描けないのかも知れない。
無性に描きたく無い気持ちに足止めをくらうのは、描き始めることで必ず描けない自分と向き合うことに成るからだ。
僕は自分のセンスを信じている。
これは伸ばしていこう。
昨日は三時まで塗り続けたが、未だにコツは掴めない。
流れを掴めるまで時間を取るだけだ。
さて、今日も出だしが遅れてしまった。
投稿が一五時に成ってしまうだろう。
今日はアラーム用スマホの充電を切らしていた。
朝、目が固まっていて、寝過ぎている感覚もあった。
でも、どこかアラームが鳴ることを待ち望んでいた。
いつまで経っても鳴らない事に苛立ちを感じ、ようやく目を開いた。
充電が切れている事がわかり、更にイラッとした。
それからスマホを弄る。
アラームが鳴っていたなら、きっと今日は上手く始まっていた。
それだけの経験はちゃんと積んできた。
明日こそは抜かりなく行こう。
一三時ようやく動き出せた。
シャワーを浴びる。
今日は走りに行けない。
昨日の夜、カレー屋のポスターデザインを早急に始めなければいけない。
ここで日記を蔑ろにしてはいけない。
必ず日記から始める。
本当に大事な案件なら、仕事を優先するべきだろうか?
そもそも、朝しっかりと起きればこんな事には成っていない。
そんな状況を作るな、が正解だ。
本当に大事な案件なら、後悔しながら日記を後回しにするのが正解だ。
今回も大事な案件だが、日記から始めても大差ない。
まずはこの後の日程を決めよう。
ポスター作る、確認作業、送る、電話、お金の話。
これは今日中にやるべきだ。
小説は書けるか?
カレー屋案件は一七時までに終わらす。
それから小説、帰って絵の続きだ。
他のことは今日は諦めよう。
毎日、全部一作、どうも続く気がしない。
でも目指すのはそこだ。
今日は一八〇〇文字。
これで良い。
見直ししたら伸びるだろう。
2023/03/16 22歳の原点ノート「指先の痒み」
朝に日記を書く事にしよう。
日記は朝に書いた方が良い、という意見を以前目にした。
その時は、絶対に日記は夜に書いた方が良い、と思っていた。
一日を経験した後であるから、という根拠が軸にある固執だ。
でも朝に書けば、その日に書ききれない、と言うことは無くなる可能性も高い。
前日のことを書くしか無いのではないかと懸念していた。
タイトルに日付を書いている以上、どうしてもその日のことを書きたい。
そこで一つ方針が定まる。
その後の事を書こう。
その日のスケジュールを文章で考えながら書くのだ。
そうすれば、前日にそれが守れたかを振り返って、またその後の事が書ける。
それは良い流れに成るだろう。
ここまで昨日の夜書いた下書きだ。
今日の出だしは微妙だ。
意識が戻った時、目は開かない、無音。
時間すら確認したくなかった。
暫く意識を繋いだまま暗闇の中、じっと待った。
時期にアラームが鳴り始める。
寝足りない気分だったので、アラームが鳴り終わるまで粘った。
音が途切れた後、このまま二度寝してはいけない、という使命感を持って起き上がる。
時刻は七時半。
七時にセットしていたのにおかしい。
スマホの時間がずれている事を疑った。
聞き覚えがない。
一分のアラーム四回と五分のアラーム一回を聞き逃したというのか?
おそらく深い眠りに入っていて、一度目の五連アラームで意識を近くまで呼び寄せた。
そして、延長アラームで完全に意識が戻ったのだろう、と考察した。
三〇分の遅れでかなり気持ちが落ちた。
しかし、八時半の燃えるゴミを逃す訳にはいかない。
結局、昨日の夜捨てにいかなかったのだ。
これもギリギリまで粘った。
一〇分前、ようやく動き出す。
シンクに溜まった卵の殻をゴミ箱に落とし、袋を縛る。
ゴミを指定位置に置いて、そのままランニングに出掛ける。
走ったのはほんの僅か、一〇〇メートル。
直ぐに、今は気分ではないと思った。
三〇分ほど歩いて家に着く。
ソファーに腰掛けてダラダラとした。
外に出たからだろうが、花粉の症状が僅かに現れる。
洗面台で顔と髪を洗った。
朝はシャワーじゃなくても良いかもしれない。
手に皮膚科の薬とワセリンを塗って保湿する。
ゴミ捨てまでの待機時間、とてつもなく指の腹が痒かった。
昨日の夜保湿しなかったからだろう。
何のケアをしなくても異常がない体が欲しい。
ようやく一〇〇〇文字。
昨日も感じたが長い。
僕が書くことは一日の記録、日常。
これが一番、自分節が出せる気がしている。
一〇時半、クレメントで一〇〇円菓子を選んだ。
柿ピーを買うつもりだったが、甘いものにしようと思う。
ミレービスケットかサクッとしっとりチョコで迷ったが、久しぶりに滑らかなチョコが食べたく成った。
アミコ9Fに移動して、木の皿にチョコを出す、
小分けの袋に分かれている為、次々食べない様に出来るかもしれない。
まずは日記を書き終えてから一つ食べることにしよう。
早く食べたい。
夜ご飯まで、軽いものしか食べない事にしている。
お菓子で済ませる事が多いが、多く食べすぎると節約にも成らない。
一袋だけ、という決め事を作ってからは節約できていると思う。
食事を夜一食にすることで、食材の使い切りプランが立てやすい。
買い物に行く回数も程よく決まっている。
確かに朝昼は小腹が空く。
暫く続ければ慣れるだろうか?
今のところはこれが自分に合っている気がしている。
さて、これは今日のスケジュールを決めるのだった。
まず、今ここでできることは小説、デザイン、記事。
帰って家でしか出来ないことは、絵画、作曲。
今日は全て一作完成させる気持ちでいる。
小説は一話分、デザインは店舗看板完成、記事も一つ。
絵画は途中のものを絵の具で色付し始めて、完成させてしまいたい。
作曲は、まずは歌詞を考えよう。
SP404にデフォルトで入っているビートが11個ある。
まずはそれに歌詞を作ろうと思っていた。
作曲が唯一、完成までのイメージが沸かない。
動画学習をちゃんとこなせば出来るように成ることは分かっている。
丁度よいチャンネルをパート7まで見てから止まっている。
武器は揃っているし、方針も定まっている。
次は武器を使いこなすべきで、それが出来たら継続するべきだ。
使いこなせせていないのは作曲だけ。
何よりも先にするべきだ。
今日、明日、明後日。
この三日間でケリをつけよう。
あとは、継続。
どうすれば続くかを考え続けるのだ。
日記は分かっている。
実際、以前まで五〇日以上続いたのだ。
デザインも小説も、その他も要領は同じだと思っている。
大丈夫だ。
真実に近付いている。
結構良い所まで進んでいる筈だ。
もう少し、否、何度でも粘り強く挑戦していこう。
一九〇〇文字、今日はこれで良い。
チョコをひとくち食べたら見直し作業をしよう。
2023/03/15 22歳の原点ノート「再開」
やっぱり駄目だ。
毎日投稿しなくては駄目。
そして、手を抜いた文章、文量でも駄目。
一向に成長しない。
ここ三日間、デザインは続いている。
色々とコツをつかんできた。
だからもう一度、全てをちゃんとやろう。
今日の一日を振り返る。
昨日の夜、就寝が三時を超えた。
近頃、スマホで遊び過ぎている。
加えて、何も満足できていない。
動画は見るのに何をしても楽しくないのだ。
見たい動画のデパートリーが少ない。
いま脳が縮こまっている。
昔好きだったものは一切思い出せない。
自分が楽しめるコンテンツがどれだったかを忘れてしまっている。
オススメ画面にある、少し見たい動画を再生する作業。
それを見終えたら、また探し出す。
何かから逃げている。
もしくは回復を図っている。
こんな殴り書きの文章じゃ駄目だ。
遠くない昔の自分はどうやって文章を完成させていた?
少しずつそれに戻していきたい。
僕はちゃんと二〇〇〇文字書く。
日記は長すぎてはダメだと信頼している人から言われた。
僕は、書く。
もう、日記に関しては誰の言葉も聞かない。
僕は二〇〇〇文字、毎日書く。
見直しをする。
仮投稿だって活用しよう。
やっぱり連続日数だけが僕の心の拠り所だった。
それが無くなってもショックを受けていないフリをしていた。
明らかに、自信が無くなったよ。
絶対続けよう。
今日はなぐり書きでも良い。
まだ五五〇文字。
文字数を稼ぐってこんなに難しかったか?
脱線した。
今日の一日を振り返る。
朝、一〇時に目を覚ました。
近頃走りに行けていない。
明日から再開しよう。
それから動画を見て過ごし一三時。
風呂に入った。
湯船の排水に金網をセットし、髪を切った。
以前から花粉の症状がある。
前髪が長いままなのは、目の痒みを助長している。
買っていた鏡を磁石フックに引っ掛け、手鏡で後ろ髪も見た。
工夫して髪全体の量を減らしていく。
ユニットバスのカーテンを湯船側に入れて、髪の毛の散乱を湯船で完結させた。
我ながら上出来だ。
シャンプーで頭を洗って、石鹸で顔を洗う。
溜まった髪の毛を掴んで、トイレの蓋にまとめていく。
壁に付いた毛なども処理すれば元通りだ。
風呂を出てキッチンペーパーで集めた髪の毛を掴み取り、ゴミ箱へ捨てた。
思い出した。
明日は燃えるゴミの日だ。
後で捨てに行こう。
小腹がすいたが、夜まで料理はしない。
柿ピーを買いに行くことにした。
私服に着替え、オイルで髪を無難に整える。
今日は、外で作業をする気はないので髭は剃らない。
やはり、自分の身なりが整っていないと気分が上がらない。
逆に準備してしまえば清々しいものだ。
髭は剃っていないので外でマスクは外したくないが。
マスク義務は無くなったらしい。
とは言え、店が付けろといえば従うしか無いのではないだろうか?
その地の持ち主が指定した規則を守らずその場に留まれば、犯罪に成る。
つまり、店側は気に入らない人間を出禁にする事が、法律的正当な理由で出来ると言うことだ。
法律について調べてないから間違っているかも知れない。
良く分からない事を書いてしまった。
一〇〇円ショップで柿ピーを購入し家に戻る。
直ぐに、作業を始めた。
カレー屋の置き看板、ロゴを考える。
ZAIKAさんが希望していた、手を合わせたイラストをロゴにする。
写真をペンタブで謎って、淵を作り、簡易イラストを作る。
左右はミラーで良い。
ロゴだから単調に。
看板の配置なども調整して、取り敢えずは完成した。
デザインを見てもらおう。
一昨日から、自分の名刺とホームページのデザインを送っているが連絡はない。
さっき作ったものを送った一時間程あとに連絡があった。
夜に返信をくれるらしい。
あまり見たくないアドバイスでもある。
正しいが、僕の自由な思考を奪われる気もする。
僕が悪いが、思惑が全く伝わっていない時もある。
日記を短く、とアドバイスを呉れた人物でもある。
彼とは友人程度の付き合いで良いとも思う。
送っているのは意見を貰える唯一の人物だからだ。
それでもまあ、取り敢えず意見は貰い続けよう。
少し、見方を変えて貰う工夫をしたほうが良いか?
説明を付け加えるようにしよう。
一六〇〇文字、おおよそ二〇〇〇文字だ。
今日はこれで良い。
見直しも良い。
明日からはちゃんとする。
2023/03/12 22歳の原点ノート「ラフ」
続きを書く。
病んだ頭が治ってからも、日記は書かなかった。
今の自分ならば、直ぐに続ける習慣を取りも出せると思っていた。
これは更新が止まった時から思っていたことだ。
そしてそれは間違いじゃなかった。
僕は以前より成長している。
続ける為に良い行動を知っていて、日記に関しては、やる気の出し方も少し分かりかけている。
デザインと小説もそれに近付いている。
出来ないことは、音楽だ。
サンプラーを買ってからちゃんと勉強したのは一日だけだ。
使い方を熟知すれば、僕は全ジャンルの進め方が分かるようになる。
後はやる気を出す法則を見つければ、大きな武器としての習慣が身につく。
まずは満を持して取り戻した日記の継続への糸口から辿ることだ。
ラフに進めようと思う。
毎日投稿が途切れると、僕は一週間は休む。
それは、毎日投稿が最も重要だと考えすぎているのだ。
だから、続かなくなった途端、破綻した様な気分になる。
その日出来なければ、次の日始めれば良いのだ。
少しでも良いのだ。
2023/03/11 22歳の原点ノート「進捗」
久々の投稿だ。
簡単に振り返ろうと思う。
永田先生から受けた、個人雑誌のインタビュー。
回答はSlackで返信する事に成っていた。
まず、とてつもなく悩まされた。
上手く答えたいが為の見栄でも有る。
日記を書かなくなったのはそれが原因だ。
日記よりも優先することが有る、と言い訳をしてしまった。
一日休めばそれからもやらなく成ってしまう。
もしくは、回答が一日目で完成していたならば結果は違ったかもしれない。
考えれば考える程、気持ちが滅入る。
自分がとてつもなく病んでいる事に気がついた。
何度添削しても、いい文章が生まれない。
何が転機だっただろうか?
カレー屋からのデザイン発注に進展があったからだろうか。
伊澤さんから連絡があったからかも知れない。
良いことも悪いこともあった。
でも最後には、インタビューを締めくくった。
僕は、楽しく人生を生きるつもりだったと思い出せたのだ。
一度のユーモラスな言葉を返してみれば、直ぐに調子が戻っていった。
三日目にして。
続きは明日書こう。
2023/03/04 22歳の原点ノート「精算」
今日こそ精算する。
三度目の正直で終わらせよう。
ブログを開いて少し書き始める事は出来るが、途中までで止める。
夜には働く気が起きず、といった感じだ。
まず僕が、早く起きられる様になった理由は、夜早く寝られる様に成ったからだ。
その為に、眠たくなったら寝てしまう、という癖がついている。
それが最近、結構早い。
それを絶やして、また起きられなく成るのも怖い。
だから、夜に作業を進められないのだ。
時間で決めてしまったら、僕は果たせるだろうか?
そんな簡単なことも出来ないのか、と言う意見。
今の調子を維持することが重要だ、と言う意見。
天使と悪魔の囁きはどちらも正しく見える。
どちらが正しいか分からない。
宇宙兄弟のシャロンが言った、どっちが楽しいかで選びなさい、と言う台詞。
当てはまらない。
どちらにも正しさとリスクが伴う。
深く考えないことにしよう。
今日、七時には起きられたものの一切体が動かない。
結局ひたすらスマホをいじっていた。
夕方まで。
スマホ上に創作活動に使える素材動画などを保存して、使いやすいように加工する作業をこまめにするように成った。
ただ遊んでいるよりマシなのか、それのせいで時間を食っているのか分からない。
いつか役に立つだろう。
短いが今日はこれで終わりだ。
日記の精算なんて、短く終わってしまえば簡単に済んだのだ。
今日は他にも精算したいものがいくつかある。
2023/03/03 22歳の原点ノート「準備」
これで3日間、一日ずれた投稿となる。
一度楽をすれば味をしめて理性を使わなくなってしまう。
三月四日で全て精算する。
この日はいつもより、ちゃんと外交的な予定があった。
一つは個人雑誌のインタビューを受ける事。
一〇時にポッポ街前で待ち合わせだ。
朝は七時に目を覚ました。
大事な日だというのにアラームを掛けていなかったので焦った。
起きられたのは奇跡ではなく、習慣となってきた証拠だ。
予定のない日はアラームなしでも良いかとも思う。
しかし何となく調子を崩しそうなイメージが有る。
昨日の夜、やろうとしていた部屋の掃除を放ったらかして眠ってしまった。
始めてみればあっという間に進んだ。
最後に洗い物を済ませた所で、一時間前に差し掛かった。
本当は質問を想像して答える準備もする予定だったが、やる気が起こらない。
読書をして過ごし、一〇分前に家を出た。
丁度の時間に先生は現れた。
首から吊り下がったカメラを両手で構えている。
まずはポートレート写真から。
身なりは整えているから、特別恥ずかしさは感じない。
写真を撮る時は、少し顔を上げる事を意識している。
片側のエラの張りが緩和される気がするのだ。
その後アミコへ移動して、3Fの室外広場でも同じ様に写真を撮る。
ベンチに腰を掛け、インタビューが始まる。
後で文章でも良いらしいが、ここは直接答えてみよう。
結果、全く上手く答えられなかった。
最後の質問、何故生きていますか?
答える前に五分の制限時間が来る。
その質問は持ち帰って、後ほど答える事に成った。
悔しかった。
恥を恐れずに答えようと決めていた筈なのに。
僕は、安直な答えを発したくない。
それが正しいかは別として、今回はそうしようと決めていたのだ。
僕は只の、ナルシストだろう。
自分の弱みを見せられない、臆病者だ。
頑なに、マイペースに、人と関わっていくしか術はないのだろうか?
まあ良い。
次の機会にもう一度挑戦しよう。
今回のは、全て文章で答え直せるようお願いしよう。
解散に成った後、一度帰ろうかとも思ったが、無駄な荷物は持っていない。
そのまま予約していた耳鼻科に向かうことにした。
受付で熱を聞かれたが、適当に答えた。
信用されていていないのか、疑いの目を向けてきた。
測っている筈がないと思うなら聞かずに測らせれば良い。
まあ、実際測っていないのだが。
院長は横柄な態度を取った。
まずタメ口である。
内容は、過去通ったことのある病院と似たものだった。
薬は何が良い?
どれぐらい出しておこうか?
少し下調べをしておけばよかった。
以前皮膚科に行った際は、どんな薬が処方されるのか調べていた為こちらから主張できた。
その方がかもにされにくいだろう。
取り敢えず、詰まりが解消されやすい、二週間程度のものと曖昧に答えた。
帰ってから、袋の中身を見ていない。
四袋もあったのは気掛かりだ。
何にせよ、薬を吸い込んだ影響か、鼻と喉の詰まりはみるみる間に消えていった。