zxcvbnmTKの日記

毎日の出来事を綴ります。

2023/01/23 22歳の原点ノート「時間」

だらだらと日記を書いていたら、深夜五時まで掛かってしまった。

チャットの”作業部屋”で他愛の無い会話をしていると、時刻は七時に成る。

今日はもう寝ないと決めた。

腹を満たそうと台所を見るが、野菜の切れ端と食器が散らばっている。

暫く動き出す決心が付かず、硬直状態に成っていた。

気がつけば八時だ。

今日は燃えるゴミの日だが、昨夜の時点で捨てに行く事を諦めていた。

しかし、まだゴミ出しの規定時刻まで三〇分間の猶予が有る。

今から台所を掃除してゴミ袋を捨てに行けたら、その後のモチベーションが上がる筈だ。

一〇分前に成ってようやく重い腰を上げる。

徹夜明け、時間間隔は狂っている。

硬直状態が続いたら、時間があっという間に過ぎるのだ。

普段の面倒で動き出せないのとは少し違った。

生ゴミを排水口の金網に一欠片ずつ乗せる。

これが精一杯のスピードだった。

金網を外しゴミ箱に叩いて、再び生ゴミを集める。

三回程繰り返した所で、大まかな処理が完了する。

そのまま靴下も履かずにスニーカーを履き、ゴミ捨て場に向かう。

外は雨が降っている。

近頃、この寒さに苛つき続けている。

部屋に戻ると、そのまま朝食の準備に取り掛かる。

インスタント麺を作って、野菜炒めの残りをトッピングしようと思っていた。

まずは鍋に固着したうどんを剥がさない事には始まらない。

洗った鍋とポットの二手に分けてお湯を沸かす。

その間にラーメン用の器に粉と油を入れる。

唐揚げも食べ無ければならない。

四食に分けて仕込んだが、明日が消費期限なのだ。

俎板に漬け込んだ鶏腿肉を散撒き、買っておいた片栗粉を振り掛ける。

洗いやすい俎板でこの作業をするのは正解かも知れない。

ポットのお湯でスープを割り、茹で上がった麺を箸で掬って器に装う。

細切れの麺ごとシンクに流して、油の入った鍋をコンロに移し火を掛ける。

野菜炒めをラーメンに流し入れ、啜り始める。

インスタント麺に自家製のトッピングをしても、美味しいと感じた試しが無い。

何で入れたんだろう、と後悔する。

油が温まった所で鶏腿肉を油に放り込む。

さっさと麺と野菜を食べきり、スープをシンクに流す。

火が通ったものから掴み、箸に口が触れないように齧り付く。

油の風味が体調を悪化させる。

鶏腿肉よりも鶏胸肉が好きに成った、と言っている人間に対して、”嘘つけ”と思ってきた僕だが、今食べているこの肉が鶏胸肉であれば良かったのに、と心底思った。

シャワーを浴びてソファーに腰掛けると、またも硬直状態に入る。

気が付けば時刻は一一時。

ここに居ては寝てしまう可能性が高いので、直ぐに支度を始めた。

アミコの1FでPCを開く。

どうせ集中出来ないと思って、まずはアニメ”ブルーロック”の最新話を視聴する。

視聴を終え、今出来る事を考える。

”宇宙薬”の小説の文章を、メモにペーストしていくだけの単純作業を始めた。

何度か意識が飛びそうに成りながら、何とか写し終えた。

修正前にプロットを用意し直す必要は有るが、この作業は後々役に立つ。

”zxcvbnmTKのブログ”で自己紹介記事を書き始める為に、参考になりそうなサイトを探した。

検索を掛けて最初に目に入ったのが、”ブログで自己紹介はNG!”とタイトル付けされた記事だ。

出鼻を挫かれた様で、少し腹が立つ。

読んで見れば、”読者は情報を得るために利用する事が多く、あなたの来歴に興味がある人は殆どいません”と最もらしい事を書いてある。

僕には関係ない。

新たに知り合った人が僕の活動を一目で分かるように、この記事を用意するだけだ。

僕のはてなブログは”zxcvbnmTKの日記、小説、ブログ”でアカウントを分けている。

3つのアカウントは関連付かない仕組みなので、読者がサイト内を行き来しやすいようにに工夫する必要が有る。

その方法は、まだ考えていない。

気分転換にクレメントまでガムを買いに行った。

12個のガムを飲み込み、図書館へ移動する。

家主の名刺のデザインを進める。

固定電話と携帯電話のアイコンに時間を割く。

受話器のシルエット一つとっても、フリーのアイコンとは違いを出す。

無駄な拘りなのかも知れない。

捻りを出すには、スマホの形状がシンプル過ぎる。

アイコンは海外の人に向けての要素なので、iPhoneと言うよりはAndroidか?

中央のパンチホール型としてみるが、やはりこれだけだと地味。

音量ボタンを大げさに表現して、スマホである事をアピールしてみたが如何なものか?

メールのアイコンも工夫の方向性が分からない。

暫く考えた結果、海外に行く時に利用する飛行機のシルエットに定番の手紙マークを合わせる。

ベテランのプロたちはどんな発想を捻り出してくるのだろう?

そもそもアイコン如きに拘らないのか?

鼻で笑われそうな気がしてきた。

家に戻ったら、片付けを始めた。

さっきから眠気を忘れている。

朝の硬直状態を抜け出せば、意外にも働くようだ。

さっき飲んだカフェラテのお陰かも知れない。

今まで、一向に片付かなかった絵の具周りが、一気に片付いた。

その勢いで、買ってあった白の下地用絵の具を木の板に塗り始める。

三分の二程で、全体的に薄いままの状態で使い切ってしまう。

A3サイズを九枚並べているから当然か。

誰が語っていた、有名な画家の話。

当時その画家はお金が無かった。

彼は、キャンバスに描いた作品を自ら白で塗り潰して、その上からまた絵を描き、賞に応募していたと言う。

検索を掛けても出てこないが、誰でも知っている画家の話だったと思う。

キャンバス一つと大量の白インクがあれば他に何もいらない、という手軽さに感銘を受けた。

そして今、それを実践しようと思っても、白のインクを大量に仕入れるにはそれなりのお金が掛かる。

本当にそのやり方はお得なのだろうか?

偉人が成功した後に放ったジョークを真に受けてしまっただけなのでは無いか?

もう一度一〇〇円ショップに出かけて、同じ白の絵の具を二個購入する。

塗ってみると、ようやくそれらしい仕上がりに成ってきた。

後二本程追加すれば薄い箇所は無く成るだろう。

木板九枚と白の絵の具五本として、税込み一,五四〇円か。

確かにこのサイズの土台はこの値段では手に入らないか。

筆の型や繋ぎ目は若干気に成るが。

真相は分からない。

その時代は白のインクが安価で手に入ったのかも知れない。

日記を書いて、確認作業を終える。

風呂に入ってさっさと寝よう。